こんにちは、Joshuaです。
今年の春に生まれた子供②のパスポートを申請するために、アメリカのバースサーティフィケートを取り寄せました。
以前は窓口に直接申請に行ったのですが、今回は新型コロナウィルスの影響で窓口が開いておらず、郵送で取り寄せました。
郵送の場合は公証が必要で面倒と聞いていたのですが、思った以上に簡単にバースサーティフィケートを取り寄せることができました。
バースサーティフィケートとは
アメリカの出生証明書です。
パスポート取得や学校入学など様々な場面で必要になる書類です。
アメリカの飛行機の国内線も、子供の身分証としてバースサーティフィケートが使えるそうです。
申請方法は、出産後、申請用紙が渡されるので必要個所を記入し、病院で手続きをします。
手続きしてバースサーティフィケートを作成するまでに2か月ほどかかるようで、取得する際は生後2か月後以降に申請するようにとのことでした。
やむを得ない事情で2か月より前に取得したい場合は、病院の担当者やVital Record Officeに相談することをおすすめします。
郵送で取り寄せるときの手順
郵送で取り寄せる際の手順は大まかに分けると4つあります。
①County of Los Angeles Public Health のHPから申請用紙をダウンロードし、記入する
②UPSで公証を受ける
③申請料(チェックまたはマネーオーダー)を用意する
④郵送する
です。
申請用紙を記入する
County of Los Angeles Public Health のHPに掲載されている申請用紙を記入します。
Web上で記入し、印刷OK!
用紙を印刷してから手書きもOK!
両方可能でした。
書類は
- Application for a Birth Certificate
- Certificate of Identity
の2種類あります。
Special Notice of Veteransはアメリカ軍を退役し、年金を申請する場合に使用するので、該当しない場合は記入・郵送しなくてOKです。
Application for a Birth Certificate の書き方
出生証明書の申請用紙です。
Cashier Copy とCustomer Copyがありますが、どちらも記入内容は同じです。
両方とも記入し郵送してください。
①Authorized Copyにチェック(Informational Copyはパスポートに使えない)
②子供が直近で誕生日を迎えたときの年齢(新生児の場合は0)
③必要枚数を数字で記入(日米のパスポート申請で使用するため2枚以上あると安心)
④子供の生年月日の月を記入
⑤子供の生年月日の日を記入
⑥子供の生年月日の年を記入
⑦子供の名前を「名前, ミドルネーム, 苗字」の順で記入
⑧生まれた市(出産した病院・自宅の市を記入する。例:Los Angeles、San Diegoなど)
⑨父親の名前
⑩母親の旧姓
⑪子供(registrant)との関係。例:Parentなど
⑫記入した人(親)の名前
⑬記入日の日
⑭記入日の月(September, Octoberなどつづりで書く)
⑮記入日の年
⑯市、州。例:Los Angeles, California
⑰記入者のサイン
⑱記入者ドライバーズライセンスの番号
⑲連絡がつく電話番号
⑳記入者のフルネーム
㉑記入者の住所(ストリート名、部屋番号)
㉒記入者の住所(市、州、郵便番号)
Certificate of Identity の書き方
公証を受ける際に使う申請書です。
サイン記入欄がありますが、公証人の前で記入します。空欄のままで大丈夫です。
①子供の名前(名前、ミドルネーム、苗字)
②①との関係(親の場合はParent)
③親の名前(Application for a Birth Certificateと同一人物がベター)
④記入日の日
⑤記入日の月
⑥記入日の年、下2ケタ。例:2019年の場合、19
⑦公証を受ける市
⑧公証を受ける州
⑩自分の住所
公証サービスを受ける
公証サービスを予約し、サービスを受けます。
今回はUPSでお願いしました。
予約から当日の流れはこちらの記事をご確認ください。
チェックまたはマネーオーダーを準備する
Los Angeles Countyの場合は、チェックまたはマネーオーダーでしか支払いができないため、どちらかを準備します。
2020年10月現在、バースサーティフィケートは$28.00 / 1枚です。
必要枚数の金額を準備してください。
チェックまたはマネーオーダーに記載する宛先は下記の通りです。
氏名:
County of Los Angeles
住所:
313 N. Figueroa Street, Room Lobby-1
Los Angeles, CA 90012
郵送する
- Application for a Birth Certificate (Cashier Copy とCustomer Copy)
- Certificate of Identity
- チェックまたはマネーオーダー
を封筒に入れ、USPS(郵便局)などから郵送します。
返信用封筒の同封は不要でした。
宛先:
DPH Vital Records Office
Attn: Birth Section
313 N. Figueroa Street, Room Lobby-1
Los Angeles, CA 90012
普通郵便では郵便事故等が不安だったため、USPSのCertified mailで送りました。
FedEx, UPS等の運送会社の方が確実かもしれません。
まとめ(申請からどれくらいで取得できた?)
公証と郵送の手間はありますが、それ以外は本当に簡単に準備できました。
取得も思ったより早く、郵送してからおよそ10日くらいで手元に届きました。
2020年、状況によっては2021年も、Los Angeles Countyではバースサーティフィケートの窓口申請は、現在の状況が続くようです。
LA近郊に住んでいる場合、しばらくは郵送で取り寄せがよさそうです。