2020年度版 アメリカのバースサーティフィケート(出生証明書)の郵送での取得方法

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アメリカ出産/手続き関連

こんにちは、Joshuaです。

今年の春に生まれた子供②のパスポートを申請するために、アメリカのバースサーティフィケートを取り寄せました。

以前は窓口に直接申請に行ったのですが、今回は新型コロナウィルスの影響で窓口が開いておらず、郵送で取り寄せました。

郵送の場合は公証が必要で面倒と聞いていたのですが、思った以上に簡単にバースサーティフィケートを取り寄せることができました。

この記事はカリフォルニア州Los Angeles County基準です。
他州・他Countyの場合は、申請方法・料金など該当のHPでご確認ください。

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バースサーティフィケートとは

アメリカの出生証明書です。
パスポート取得や学校入学など様々な場面で必要になる書類です。
アメリカの飛行機の国内線も、子供の身分証としてバースサーティフィケートが使えるそうです。

申請方法は、出産後、申請用紙が渡されるので必要個所を記入し、病院で手続きをします。

手続きしてバースサーティフィケートを作成するまでに2か月ほどかかるようで、取得する際は生後2か月後以降に申請するようにとのことでした。
やむを得ない事情で2か月より前に取得したい場合は、病院の担当者やVital Record Officeに相談することをおすすめします。

郵送で取り寄せるときの手順

郵送で取り寄せる際の手順は大まかに分けると4つあります。

County of Los Angeles Public Health のHPから申請用紙をダウンロードし、記入する

②UPSで公証を受ける

③申請料(チェックまたはマネーオーダー)を用意する

④郵送する

です。

2020年10月現在、Los Angeles Countyでは緊急時に限り窓口での申請、受取を再開したようです。詳しくはCounty of Los Angeles Public Health のHPをご確認ください。

申請用紙を記入する

County of Los Angeles Public Health のHPに掲載されている申請用紙を記入します。

Joshua
Joshua

Web上で記入し、印刷OK!
用紙を印刷してから手書きもOK!
両方可能でした。

書類は

  1. Application for a Birth Certificate
  2. Certificate of Identity

の2種類あります。

Special Notice of Veteransはアメリカ軍を退役し、年金を申請する場合に使用するので、該当しない場合は記入・郵送しなくてOKです。

Application for a Birth Certificate の書き方

出生証明書の申請用紙です。
Cashier Copy とCustomer Copyがありますが、どちらも記入内容は同じです。
両方とも記入し郵送してください。

①Authorized Copyにチェック(Informational Copyはパスポートに使えない)
②子供が直近で誕生日を迎えたときの年齢(新生児の場合は0)
③必要枚数を数字で記入(日米のパスポート申請で使用するため2枚以上あると安心)
④子供の生年月日の月を記入
⑤子供の生年月日の日を記入
⑥子供の生年月日の年を記入
⑦子供の名前を「名前, ミドルネーム, 苗字」の順で記入
⑧生まれた市(出産した病院・自宅の市を記入する。例:Los Angeles、San Diegoなど)
⑨父親の名前
⑩母親の旧姓
⑪子供(registrant)との関係。例:Parentなど
⑫記入した人(親)の名前
⑬記入日の日
⑭記入日の月(September, Octoberなどつづりで書く)
⑮記入日の年
⑯市、州。例:Los Angeles, California
⑰記入者のサイン
⑱記入者ドライバーズライセンスの番号
⑲連絡がつく電話番号
⑳記入者のフルネーム
㉑記入者の住所(ストリート名、部屋番号)
㉒記入者の住所(市、州、郵便番号)

Certificate of Identity の書き方

公証を受ける際に使う申請書です。
サイン記入欄がありますが、公証人の前で記入します。空欄のままで大丈夫です。

①子供の名前(名前、ミドルネーム、苗字)
②①との関係(親の場合はParent)
③親の名前(Application for a Birth Certificateと同一人物がベター)
④記入日の日
⑤記入日の月
⑥記入日の年、下2ケタ。例:2019年の場合、19
⑦公証を受ける市
⑧公証を受ける州
⑩自分の住所

公証サービスを受ける

公証サービスを予約し、サービスを受けます。
今回はUPSでお願いしました。

予約から当日の流れはこちらの記事をご確認ください。

アメリカでの公証サービスの受け方をまとめました。
アメリカのUPSで、公証サービスを利用しました。実際の経験をもとに、予約方法、申請書の書き方と注意点をまとめています。

チェックまたはマネーオーダーを準備する

Los Angeles Countyの場合は、チェックまたはマネーオーダーでしか支払いができないため、どちらかを準備します。

2020年10月現在、バースサーティフィケートは$28.00 / 1枚です。
必要枚数の金額を準備してください。

チェックまたはマネーオーダーに記載する宛先は下記の通りです。
氏名:
County of Los Angeles

住所:
313 N. Figueroa Street, Room Lobby-1
Los Angeles, CA 90012

チェックの場合、送り主(自分)の住所が記載されていないと受け取ってもらえません。
自分の住所記載欄がない場合は、マネーオーダーを準備したほうがベターです。

郵送する

  1. Application for a Birth Certificate (Cashier Copy とCustomer Copy)
  2. Certificate of Identity
  3. チェックまたはマネーオーダー

を封筒に入れ、USPS(郵便局)などから郵送します。

返信用封筒の同封は不要でした。

宛先:
DPH Vital Records Office
Attn: Birth Section
313 N. Figueroa Street, Room Lobby-1
Los Angeles, CA 90012

Joshua
Joshua

普通郵便では郵便事故等が不安だったため、USPSのCertified mailで送りました。
FedEx, UPS等の運送会社の方が確実かもしれません。

まとめ(申請からどれくらいで取得できた?)

公証と郵送の手間はありますが、それ以外は本当に簡単に準備できました。

取得も思ったより早く、郵送してからおよそ10日くらいで手元に届きました。

2020年、状況によっては2021年も、Los Angeles Countyではバースサーティフィケートの窓口申請は、現在の状況が続くようです。
LA近郊に住んでいる場合、しばらくは郵送で取り寄せがよさそうです。

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